毎日気分良く暮らすには…1

 一年は365日しかありません。生活実感としては一日は短くもあり、長くも感じます。お互いいつまで生きられるかはわかりませんが、せいぜい毎日を楽しく気分良くすごしたいものですね。ぐっすりと眠れて、スッキリと目覚める。朝から気分よく、さあ何から片づけようかと意欲に満ちて起きることが、その第一歩です。
 最近、ライフラインの健康セミナーで全国をまわらせて頂いていますが、ぐっすり眠れるようになった、朝パッと目が覚めてやる気に満ちている、以前はこんなことはなかった…等々の体験談を話してくれる人が沢山いらっしゃいます。
 気分の良さは幸福感の基礎ですが、私たちはこれは心の問題である以前に栄養の問題ととらえています。
 きっとその人はそれまでの長い間、あれこれのビタミン・ミネラルといった微量栄養素が全般的に不足していたのです。ですからそれらが総合的にたっぷり入っているライフラインを食事のたびに摂っているうちに次第に充足され、浅かった眠りも、めざめの悪さも自然と解決されてしまったのでしょう。
 ライフラインの健康セミナーでは、最初に「命のもとは食べものである」という話からスタートすることが多いのです。これは単に肉体的なことだけでなく精神衛生上のことも含んでいます。
 食べものを口にするのは具体的にいえば朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんのときです。
 この三度三度の食事で摂るべき栄養素をキチンと摂らなければ、人は調達すべき微量栄養素を蓄積してある細胞や臓器を壊して強引に調達することになります。これが栄養が不全だと体を壊す理由です。
 ライフラインを食事の度に摂っていただくと、自動的に脳神経にも必要な微量栄養素が総合的に充足されるようになります。
 毎日楽しく気分良くすごせない人はまず
a脳神経に必要な微量栄養素を充分摂取していない
b有毒ミネラルによって脳神経を侵されている
c低血糖症になっている
 の三つをチェックし、思い当ることがあれば解決へ向けて手を打つことをすすめています。

脳神経に必要な微量栄養素

aビタミンB群
 脳神経系に一番関係が深いビタミンは何といってもB群でしょう。
・大幅に不足するとカッケを招くB1は、不足の幅が少量でも長期つづくと「うつ」を招きます。ちなみに今の青年達に潜在的かっけが多いのは知られていますし、コーヒーのガブ飲みもB1不足の原因になります。ライフラインを飲むようになって便秘が治ったという人も多いのですが、便秘はB1が不足でもおきやすいのです。しかし、便秘は基本的に食物繊維の摂取不足が一番大きな原因です。玄米食とか麦飯にしたり、繊維の多い野菜をセッセと食べたりすることなしにライフラインのようなものだけで便秘を解決しようというのは無理があります。そういう観点から芋類もおすすめです。長寿
村といわれるところでは、芋(何でもよい)を良く食べています。
・白内障を招きやすいB2はやたらに目がまぶしいといった光に対する過敏を招きます。菜食で頑張っている人はB2とB12の不足をきたしやすいのでご注意です。
・ヒステリーのような情緒不安定・不眠を招くB6不足も良くみられます。
 フケ症の人はB6不足を疑ってみて下さい。B6が充足されると夢を良くみたり、その夢を覚えているようになるといわれます。
・ご老人がB12が不足してくると、記憶力も落ちて老人性痴呆症といわれる傾向をみせはじめます。神経が退化しやすく、集中力がなくなって疲れやすく自分自身の日常雑用をこなせなくなります。精神不安となるケースもあります。
・精神的落ちつきと安眠はイノシトールが役に立ちます。
・ビタミンB群には、まだナイアシン・パントテン酸・葉酸・コリン・ビオチン等がありますが、要は全体的にB群を十分とることが、気力を増し、うつを散じるパワー源になります。ライフラインの消化酵素も腸内細菌を、B群をつくる善玉菌を優勢にしてくれます。
bビタミンC
 還元作用のあるビタミンCは脳神経系でも重要な役割を演じます。ビタミンCが不足をしている人は見るからに機嫌の悪い顔つきをしているのでそれとわかります。おかしいから笑うのか、笑うからおかしくなるのかということが心理学で論じられますが、ミケンにたてじわを寄せていると物の考え方もついついマイナス志向になりがちです。まずビタミンCを充足して機嫌の悪さを顔から消して微笑んでみるとアラ不思議、幸せ気分になれるでしょう?
 ライフラインの健康セミナーは全国各地で一年以上つづけてきましたが、お集りいただく皆様の表情が活力を帯び、楽しげになってくることにいつとはなしに気がつきました。
 これもこれらのビタミンの充足と関係があるのかも知れません。ちなみにビタミンCはストレスに打たれ強くなるとともに頭も賢くなるビタミンともいわれています。
cビタミンA・βカロチン
 ヒトはビタミンAが不足してもイライラしたりウツになったりすることが知られています。
dビタミンD
 カルシウムが不足をしている人は短慮になるといわれますが、このカルシウムの吸収を良くするビタミンがDです。現代人の多くはDが不足をしているといわれますから、必要なのは吸収の良いカルシウムよりDなのかも知れません。ちなみに吸収の良いというカルシウムをセッセと摂っていると相対的にマグネシウム不足になりやすく、これもまた疲れやすさと精神不安を招きますからご用心です。
eビタミンE
 ビタミンは又の名を「鎮静ビタミン」ともいいます。不眠や落ち着きのない人がビタミンEを充分摂るとフリーラジカルを抑えつつ、精神的にも良い影響をもたらします。
fマグネシウム&カルシウム
 現代人はおおむねマグネシウム不足です。これがうつや子供の落ちつきの無さに大きく影響しています。
gナトリウム摂り過ぎ
 塩はつい摂りすぎますが、マグネシウムの不足のもとで塩分を摂りすぎると体の様々な器官が水分過剰になり、様々な緊張感をもたらします。脳がこういう状態になるとひどい頭痛になります。こうなったら塩分を控えマグネシウムをセッセと摂るのが良いのです。
 bの有害ミネラル…鉛(重いうつ)・水銀(忘れっぽさ)・アルミ(アルツハイマー病)・カドミウム(緊張症)とcの低血糖症の話しは来月号のお楽しみにしましょう。