微量栄養素と健康

自然食ニュースが提唱する 『日本人の食事指針』について

バイオミネラル研究所所長 仙石紘二

(7)間食はなるべくしない。とるならナッツ類、果実類を。但し、カビや残留農薬に注意。
 白砂糖はとらない。油脂と白砂糖の固まりの洋菓子は肥満と成人病のもと。
(8)「百薬の長」程度のお酒、クラスターの小さい水(電気分解でつくったアルカリイオン
 水など)は栄養の吸収を良くし、体内から老廃物を出してくれる。積極的に活用する。
間食はなるべくし
ない。とるならナッ
ツ類、果実類を。但し
カビや残留農薬に注
意。白砂糖はとらな
い。油脂と白砂糖の
固まりの洋菓子は肥
満と成人病のもと。
 一日三食、十時と三時におやつというのが、終戦後、食物が充分なかった中で何時もおなかをすかせて成長期を迎えた私たちの世代の多くが頭の奥底に刻みこんでいる欲望です。おいしい食べ物をいろいろなチャンスをとらえて口にしたい、これは快感を求めて日を送る普通の人間の姿でしょう。 しかし、時代が移り変り、全般的に豊かになり、食事の内容も随分と西欧化してきた今日、健康と長寿を考えて日常の食生活を改めて振返って見る時、三度の食事(人によっては二度ないし一度)の内容とともに間食についてもまとめて考えておいたほうが良いようです。
 三度の食事の内容がこの指針に添った、内容の充実したものである限り、栄養学的には間食は必要はありません。喉が渇きを覚えた時の水かお茶程度で充分です。胃腸をはじめ、肝臓などの食べ物が入ってくれば連動せざるを得ない器官に適度の休養を考える必要があります。
 必要な栄養はちゃんとした食事でとるというのが原則です。間食は例外的に摂るということにして、その内容も体に良くないものはできるだけ避けましょう。Hanako御推薦のティラミスだのチ
ーズ蒸しパンだのクセみたいに食べてはいけません。
 洋菓子の多くは糖分と脂肪分がセットになっています。これは脂肪太りするもとです。特に三時をまわってこの手の間食を摂ると、どうしてもその日には行動のエネルギー源としては使われきれず、体の中に脂肪分として蓄積されていきます。
 既に甘い物依存症にとりつかれている人は、なるべく早く依存関係から足を洗うことにして、とりあえずは洋菓子派から和菓子派に転向してください。これも三時までです。そして、三時をすぎたら、また明日がきたら食べられるじゃないかと思ってその日は我慢。三時すぎての口寂しさはナッツ類か果実類など、本来は食事の一部の食後のデザートに摂るようなものでまぎらわせます。
 そして次ぎの日には朝ご飯と昼ご飯をしっかり食べて、何か好きなことを一生懸命やって甘いものに気がいかないようにして、どうしても我慢できなければ和菓子。しかしそれも三時がすぎたら、もう、百害だらけの時間になっちゃった、また明日がきたら食べられるじゃないかと思ってナッツ類か果実類などで我慢。この連続でいってみたらどうでしょう。
 間食に甘いものを相当量とると、食事の時、おなかが空きません。子供などどうしても好き嫌いをするようになります。主食のご飯をしっかり食べてないと、おやつが欲しくなります。つまり悪循環がはじまるわけです。そのうちおやつはクセになります。私たちは少食をすすめますが、おやつ依存症があるうちは少食に重点を置くよりは主食をたっぷりとることをお勧めします。ただし、時間をかけてよく噛むことだけは忘れずに。依存症はいきなりはやめられません。このように置換の方法で解決してください。

「百薬の長」程度のお 酒、クラスターの小 さい水(電気分解で つくったアルカリイ オン水など)は栄養 の吸収を良くし、体 内から老廃物を出し てくれる。積極的に 活用する。

 お酒は全く飲めない人が結構います。そういう人は無理をされることはありません。但し、飲める人は、夜寝る前のナイトキャップとして少々たしなむのは健康面からは歓迎されます。個人差が大きいのですが、「百薬の長」程度のお酒というのは、かなり飲める人でも、日本酒で一合摂ると多すぎるようです。アルコールは脂肪があっても水のようにはじかれず、老廃物を溶かして処理するのに好都合なので、スカベンジャー(掃除人)との別名が与えられているくらいです。私たちの体は絶えずクリーニングしてやる必要がありますが、洗濯は水で洗うことも、ドライクリーニングすることもあります
ヒ。「百薬の長」程度のお酒はこのドライクリーニングにあたります。
 水洗いはクラスターの小さい水が巧みです。水は本誌の健康情報でも取り上げましたように(二百六号)H2Oがいくつか連なった立体構造(クラスター)を持っています。東京あたりですと水道の蛇口から出てくる水は平均十三個ぐらいといわれます。
 これを電気分解したり、磁気や遠赤外線を作用させたりするとクラスターの小さいエネルギーの高い水に変身します。水は他のものを溶かし込む名人ですが、クラスターが小さいとそれだけその能力を増します。また、細胞膜などの生体膜における透過性が高まります。この事は生命維持に直結する実に大事なことなのです。
 鍼灸治療で刺した鍼に通電して低周波をかけたりすることがありますが、このことは体内の水分のクラスターを小さくすることが期待できます。磁気ふとんとか、遠赤外線シーツとかも同じです。
 体内、とくにすでに細胞内に取り込まれている結合水の多くはクラスターが大きくなって生体膜を自由に通過できなくなっているものが多いのです。凝った肩のにとどこおった水なんかはまさに出入り不自由なのです。栄養素から老廃物まで実に多くのものを溶かし、自由自在に体内を流れてくれる水がないかぎり、私たちの健康はありえません。
 飲む、あるいは料理に使う水はこのクラスターの小さい水を使うのが肝腎です。最近は水道の蛇口に直結させて簡単に電気分解水をつくる良い機械もありますから、遠赤外線を放射するセラミックとともに是非活用されたら良いと思います。器の方円に従いサラサラと流れてくれる水をわがものにしましょう。少なくとも毎日1リットルは電気分解でつくったアルカリイオン水を愛飲したいものです。副産物としてできる酸性イオン水はお風呂にいれると良いでしょう。(続く)