循環器系疾患から、がん、アレルギーetc.「酸性腐敗便」こそ、慢性諸病の元

──元凶は飽食型「高タンパク・高カロリー食」──

薬学博士 横田予防医学研究所所長 横田貴史先生

現代の慢性病「生活習慣病」は、なぜ増える一方なのか!? 根本原因は、半世紀も前に解明されていた!

 日本人の3大死因であるがん、心臓病、脳卒中はもとより、10大死因の腎臓病、肝臓病など、昔は成人病、慢性病と呼ばれていた諸疾患は、誤った生活習慣の累積によって起こることから、今では生活習慣病と呼ばれています。
 生活習慣病は、生活習慣の改善で予防可能といわれ、また、医学は飛躍的に進歩したといわれているにもかかわらず、今も増え続けているのが現状です(表1・図1)。
 ではなぜ、増え続けるのか。
 横田貴史・横田予防医学研究所所長はその原因を「医学界が根本原因を解明できずにいる」からだといわれます。
 ところが半世紀も前に、その根本原因を解明した医師が存在するのです。横田貴史先生の父上である故・横田良助医学博士です。
 横田良助博士は自らの臨床成績や実験データと関連するさまざまな医学研究データとを照合・検討し、多くの慢性諸病の元は「酸性腐敗便の産出・吸収」であることを突き止めました。
 この研究に大学在学中から取り組まれ、今も研究を続けられている横田貴史先生に、「酸性腐敗便」についてお話をして戴きました。

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慢性諸病の根本原因 「酸性腐敗便」とは
父・横田良助の四大研究成果と 「酸性腐敗便」

──若い頃、お父様のお説に接して大変感銘を受けました。
横田 父の研究は、その発見を時系列に追うと、
・世界に先駆けて解明したがん免疫の存在を立証した動物実験研究の成果と、その後のがんの根本原因の解明
・カゼの罹患に伴って生ずるアレルギーの原因とメカニズムの解明
・動脈硬化(高・低血圧症を含む)の根本原因と発症メカニズムの解明
・慢性病の根本原因である「酸性腐敗便」の研究成果──の4つの柱から成り立っています。
 私ども(父と私)は、以上の4つの研究成果を組み合わせることで慢性諸病の根本原因の解明が完成され、これにより、慢性病のすみやかで効果的な治療と、予防医学の実践が可能となる態勢が整えられたと確信しています。
 中でも腸内に生ずる「酸性腐敗便」(酸性腐敗便の・酸性・とは、酸性・アルカリ性の酸性のことであり、"腐敗便”とは文字通り腐敗した糞便のこと。なお、厳密には、"便”とは対外に排泄されたものを指す言葉なので、正確には酸性腐敗便とは、腸内が強く酸性化した状態において腐敗した不消化残渣のこと)は、3大死因(表1)のがん、心臓病、脳卒中などの根本原因として、きわめて大きな存在であると結論しています。
 父が酸性腐敗便の理論を公に発表してこの2月11日で丸50年になりました。しかし、慢性病、生活習慣病は累積的な食生活の誤りであるという結論が得られていながら未だに増え続けているのは、酸性腐敗便の理論を知らない、あるいは理解が及ばないからだと思っています。
 厚生労働省はあと15年ほどで、医療費総額が現状の倍近くになると予測していますが、この予測は慢性諸病の原因を未解明だとする現状の下でのものです。3大死因はもとより10大死因(表1)の腎臓病、肝臓病、慢性閉塞性肺疾患なども、酸性腐敗便(とカゼ)が根本原因であることがわかれば、その予防と対策がしっかり立てられるのです。そうすれば、上記の予測は大幅に外れたものとなるはずなのです。

酸性腐敗便の正体 ──腸内腐敗がもたらす 強毒性の「タンパク性アミン」

──"カゼのアレルギーと動脈硬化の関連”などのお話も是非、別の機会に詳細に伺いたいと思いますが、今回は酸性腐敗便に的を絞ってお話を賜りたく存じます。
 まず、酸性腐敗便ができる過程とその正体からお話をお願いします。
横田 食事の質、量、食べ方や、消化器官の状態や能力等によって消化が十分に行えないと、腸内では食べ物が腐敗醗酵し、腐敗分解産物が多量に産生されます。
 腐敗の程度が高くなると、硫化水素や硫酸塩、有機酸類などの悪臭を放つ強酸性物質が産生され、腸内が強く酸性化します(健康な腸内は中性)。
 このように、腸内(特に大腸内)が強い酸性状態(pH2・5〜5・5)になると、タンパク質の分解物であるアミノ酸類が腸内悪玉菌の持つ酵素の脱炭酸作用(アミノ酸の化学構造中のカルボキシル基COOHのCOOの部分が炭酸ガスCO2として外れ、アミノ基だけが残り、アミンという物質になる)によって、強毒な「タンパク性アミン」に変化します(図2参照)。これこそが、酸性腐敗便の害の大本です。
 「アミン」には様々な種類のものがありますが、酸性腐敗便の正体はタンパク質由来のアミン類であり、このタンパク性アミン類は「交感神経類似作用」と呼ばれる激烈な血管収縮・けいれん作用や組織傷害作用を持ち、「交感神経類似アミン類」とも呼ばれています。
 最強の交感神経類似作用を持つ代表的アミンとしては、チラミン、ドーパミン(オキシチラミン)があり、交感神経類似物質の代表的な物質としてはアドレナリンが知られています(図2)。
 タンパク性アミンは脳内にもごく超微量存在し、神経伝達物質として働くと推測されています。
 しかし、心筋梗塞や脳梗塞などの急性発作をもたらす、直腸付近から血液中へ吸収されるタンパク性アミン類の量は、脳内に常在するタンパク性アミン類の量に比べはるか桁違いの多量であることは言うまでもありません。
 父は、・酸性条件下の腐敗・こそがタンパク性アミン類を産生する化学反応を起こす鍵を握ることだと気づき、今から50年前にこれを「酸性腐敗便」と名づけました。そして、タンパク性アミンの腸内産生と体内吸収が、循環器系疾患をはじめ多くの現代病の原因となると結論したのです。
 つまり、心筋梗塞や脳梗塞などによる発作と呼ばれる急性症状は、酸性腐敗便中のタンパク性アミンが一度に大量に産出されて体内(血中)に吸収されることから起こり、また、がんや老化、多くの生活習慣病は軽度の消化不良によって産生される少量のタンパク性アミンによって傷害が繰り返されることの累積的な影響によるものと結論づけられます。

酸性腐敗便は "悪臭を放つ下痢便”の滞留

横田 わかりやすく述べれば、酸性腐敗便は下痢便とほとんど同じものなのです。では何故、私どもは酸性腐敗便という言葉を用いるのか。
 下痢というのはそもそも、高度の消化不良から不消化残渣の酸性腐敗を生じた際に、体が自己防衛のために、産生された毒性の強い腐敗産物をすみやかに体外排出を図ろうとする、本来体が備えている防御機能の一つです。つまり、体の機能が正常であれば、大量の腐敗産物産出の際には下痢が自然と起こり、健康や生命が守られるようになっているわけです。
 逆にいえば、下痢便をすみやかに体外排出できないと、健康や生命が損なわれるわけです。
 例えば、便秘が続いているところに、高度消化不良を招く原因が加わった場合や、きわめて多量に酸性腐敗便の産出される事態が生じた場合には、腐敗便(酸性腐敗便)の体外排出が物理的に困難になります。
 父は、数多くの心臓発作や脳卒中の臨床において、発作時の患者さんのお腹の中に強烈な悪臭──魚のアラが腐ったような悪臭と酸っぱい刺激臭が混ざり合った、嗅ぐだけで吐き気を催すほどの強烈な悪臭を放つ糞便が滞留していることを認めました。
 浣腸などで排便を促すと、酸性腐敗便の腸内滞留の時間が長いほど排便が困難で、こうした患者さんの症状は重篤であり、それは、糞便中の有害腐敗産物がたくさん体内に吸収されるからだと考えられます。
 また、両発作はトイレ中や便意を催してトイレヘ行こうと立ち上がった途端に起こることが多いことがわかっています。
 便意を感じる部分は直腸ですが、直腸は、ドロドロ状態の消化残渣中の水分を吸収して適度の固さにする機能を持っています。
 したがって、酸性腐敗便が直腸付近に到達した場合には、水分と共に水溶性物質であるタンパク性アミン類や酸性物質などが強力に吸収されます。これらは刺激性を持った物質なので、強く便意を催させるわけです。
 また、肛門付近の腸壁から吸収された場合は、一部は解毒器官である肝臓を通らず、皮下静脈を介して直接心臓へ行くので、なおさら有害なのです。

酸性腐敗便を裏づける研究
〈酸性腐敗便学説確立の鍵 アルドメットの出現!〉

横田 父が心臓発作や脳卒中の根本原因が高度に腐敗した糞便中の腐敗産物の産出・吸収にあると確信したのは、1950年代初期の頃でした。しかし、腐敗産物中の何が害の中心物質であるのかを特定することには難渋したのです。
 そんなところに父は、1960年J・A・オーツらが──エル・アルファ・メチールドーパ(商品名:アルドメット)という物質が腐敗菌の持つ脱炭酸酵素の能力を阻害し、異常高血圧を下げる作用を持つ──という論文の発表されたことを知りました。
 このことから、心臓発作や脳卒中の根本原因は、図2(7頁)に示したタンパク性アミン類及び、交感神経類似物質、酸性物質及びガスであるという確信に達して、1962年2月11日に九州大学での第4回日本老年医学会で初めて公に講演発表したのです。
 ちなみにアルドメットについては父も、酸性腐敗便の産出・吸収がごく軽度の発作の場合にはよく効くことを確認しています。ただし、重い循環器系発作の場合は、その発作原因である酸性腐敗便を一刻も早く体外に排出させる以外、どんな薬剤を用いても生命を救う方法のないことを知り得たのです。
〈「腐敗便」研究の先駆者
イリヤ・メチニコフ博士〉
横田 「腐敗便」の研究は、パスツール研究所第三代所長であったメチニコフ博士が20世紀初頭に発表した──腐敗便が人畜の急死と短命の主因であり、人間(動物)のほとんどの病気及び死は腐敗便によって起こる──という学説を端緒に、その後の腸内細菌や腐敗産物の研究、乳酸菌飲料や乳酸菌製剤の興隆につながっていきました。
 私どもの「酸性腐敗便学説」は、メチニコフ博士の指摘した「腐敗便の害」の正体を詳細に解明し、同博士の学説を理論的に証明する証拠を提供したと確信しています。
〈リヒトウィツ教授と尿毒症・
大人の引きつけと尿毒症症候群〉
横田 腎臓疾患の世界的権威、L・リヒトウィツ教授は、急性尿毒症の原因物質に関する研究で、
タンパク性アミン類こそがその主な原因物質だとし、その理由を──多くの生体内産生物質の中で、タンパク性アミン類以外にはごく微量で死をも引き起こせるほどの作用を有するものはありえない。血液中の残余窒素(血液や血清中の凝固させるタンパク質を除いた残りの窒素)の増量は急性尿毒症症候群の強度とは比例しない。しかも、タンパク性アミン類の生理作用は極めて激烈で急性尿毒症に酷似している──と述べています。
 私どもは、腐敗便によって起こるといわれる"子供の引きつけ
(熱性けいれん)”発作と、大人の心臓発作や脳卒中の発作との間に共通の症状を認め、これら共通の諸症状を「急性尿毒症症候群」と診断しました(なお、急性尿毒症の際に認められる主要な症状は、頭痛、頭重、肩・頸・背部の凝り、めまい、耳鳴り、動悸・息切れ、結滞、吐き気、嘔吐、呼吸困難、顔色・手足の蒼白化、手足の冷却、口渇、目の渇き、てんかん様発作、腱反射亢進、硬直、昏睡、異常血圧などです)。
 すなわち、心臓発作や脳卒中は・大人版の引きつけ発作・であると私どもは結論しています。
 なお、小児科医は引きつけの治療処置として浣腸を行い良好な治癒成果を得ています。一方、心臓発作や脳卒中を起こした大人に対してこのような処置は行われておりません。
 慢性尿毒症は老廃物の体内からの出口である腎臓の機能低下に起因しています。したがって、血液中の尿毒物質の濃度は徐々に上昇します。一方、急性に起こる尿毒症が存在します。医学界は現在、急性に起こる尿毒症の原因を明らかとしておりませんが、私どもは、この原因は、体内への入り口に当たる腸内に産生された腐敗有害産物(酸性腐敗便)の一過性の吸収によって起こるという結論に達しています。

酸性腐敗便の予防と除去
飽食・美食から 節食型の日本型食生活へ

横田 これまでに述べたように、酸性腐敗便は、何らかの原因で食べた食物の消化をうまく行えない場合に、腸内(小腸から大腸にかけて)で腐敗・醗酵が起きることから始まります。
 中でも食生活のあり方は、酸性腐敗便の産出予防の鍵を握る存在であるのです。
 少食(カロリー制限食)は長寿遺伝子を活性化させ健康長寿につながる──というアメリカの研究がテレビなどで脚光を浴びていますが、図(図3)に示すように、今から40年も前に桜美林短大の大河内朝子氏が動物実験した研究でも、"高タンパク質・高脂肪・低繊維”の美食・飽食・偏食が、がんや血管障害や短命をもたらし、逆に、"少食・減食”が、がんや血管障害を予防することがわかります。この実験結果は、酸性腐敗便の害を裏づけると同時に、酸性腐敗便の産生を防ぐ食生活は、低タンパク質・低カロリー(低脂肪
・低砂糖)の伝統的な日本型食生活が望ましいことを明らかにしています(表2)。
 中でも問題になるのはタンパク質の過剰摂取です。タンパク質は生命現象に最も深く関わる重要な栄養素である一方で、酸性腐敗便の主成分であるタンパク性アミン類の原料物質でもあるのです。
 日本人のタンパク質の摂取基準量は成人男子で1日60g、女子では50gとされていますが、日本人は今、平均約80g摂取しており、40%の人は100g以上摂っているといわれます。私個人は、半世紀前の日本人の平均摂取量の30g台に戻すべきだと思っています(成長期や妊娠期間中や、また体格や運動量には個人差があるので一つの目安と考えていただきたい)。
 また、第一次大戦時の戦死者からとった腸の長さのデータによると、ドイツ人の約2・5mに対して、日本人は約7mと約3倍も長く、この差は肉食獣と草食動物ほどの差があることを示しているといえます。日本人の肉食の度合いは欧米人に比べればまだ低いとはいえ、動物性食品の消化能力は欧米人に比べはるかに低く、さらに腸が長い分、食物の腸内での滞留時間が長く、肉食や飽食による害を受ける度合いは欧米人以上だと考えられます。
 また、重い心臓発作や脳卒中の発作が起きた時には、タンパク質を一定期間摂らないことが肝心です。病人といえば牛乳、卵という養生法がいかに恐ろしいかを、酸性腐敗便学説をよくご理解いただいた上で知ることが大事です。
 そして、酸性腐敗便の危険がある際には、野菜精進食を徹底すべきです。
 なお、水分が欠乏すると、酸性腐敗便中の水分の吸収が強く起こり、その際に水溶性物質であるタンパク性アミン類もより吸収されやすくなるので、水分の補給は十分に行う必要があります。
 いずれにしても、酸性腐敗便学説に基づく食生活改善(表2)によって、循環器系疾患からがんを含めてあらゆる生活習慣病羅患者を激減させることができると確信しています。

救世主「レシチン」

横田 私どもはレシチンには、動脈硬化や、メタボなど動脈硬化性疾患を根本的に治す働きがあり、動脈硬化の根本的な解決は、レシチン抜きには考えられないという結論に達しています。
 レシチンは、動・植物に広く分布し存在するリン脂質の一種で、動物では脳、次いで内臓諸臓器に多く存在し、植物では種子の胚芽中に極めて多量含まれています。このように、レシチンは動・植物の生命維持に重要な組織の順に含有されていることからも、生命維持に極めて重要な物質であると考えられます。
 レシチンは、血管内壁に沈着したコレステロールを除去することで血行を改善し、さらに、その結果として酸素供給を増加させ、諸組織の機能を活性化します。これらの作用により、レシチンは脳の健康にも良いというわけです。
 ただし、レシチン摂取と並行してコレステロールやカロリーを減らさないと、せっかくのレシチンもコレステロールや中性脂肪の害を相殺するためだけに消費されてしまうことになってしまいます。
 なお、私どもはレシチンのサプリメントは植物性を勧めます。

酸性腐敗便の排出と浣腸

横田 心臓発作や脳卒中の発作時に急務とされるのが、酸性腐敗便の除去です。
 具体的には、洗腸や浣腸を行うわけですが、重い発作が起きるような場合は便秘が高じて、糞便が糞石化して肛門に栓をしたようになっている場合が多いのです。こういう状態では、浣腸液を腸内に注入することができないので、便を指でほじり出す処置が必要になります。
 酸性腐敗便の吸収が進み、患者さんが昏睡状態に陥ってしまうと、糞便の排泄はきわめて困難となるので、そうなる前に一刻も早い排出を試みることが必要です。
 重篤な場合は、1回だけの洗腸だけで十分量の酸性腐敗便を排出できない場合も多いので、30分、1時間、2時間、4時間、8時間と間隔を置いて繰り返し行う必要もあります。
 また、並行して、多量の血管拡張剤の注射などの医学的処置を行います。
──そうした時に浣腸は家族などがしてもいいのですか。
横田 現代医学において酸性腐敗便に対する理解が及ばない現在、救急車で運ばれる事態でも便排出の処置は行われてない現状にあります。したがって、とにかく家族でも浣腸を実行することが大事だと思います。
 発作時の病状は分秒単位で刻々と進行するので、一刻も早く酸性腐敗便を排出させることが最優先であり、そのためには正しい浣腸の方法などを学校教育でも採り入れて、各家庭や職場で活用すべきであると私は考えています。
──洗腸によるデトックスがいわれていますが、習慣的な洗腸はいかがでしょうか。
横田 便秘には2つのタイプがあり、「弛緩性便秘」のような腸壁の筋肉が伸びっ切りになって収縮する力がなくなるタイプの場合は、1週間に1回とか、3日に1回とか定期的に浣腸すると、腸壁が厚くなって押し出す力がついていくと思います。
 もう1つの自律神経失調による「痙攣性便秘」では、ストレスや運動不足が非常に関係するので、定期的に運動したり、ストレスを発散することが大事になります。乳酸菌生成物質なども助けになるかと思います。