ドロドロ血液は、病気一歩手前"未病"のサイン

食を中心に、血液サラサラ生活で生活習慣病を予防・改善

東京女子医科大学附属成人医学センター 栗原毅助教授

──MC|FAN(血液流動性測定装置)で多くの人の血流を見ると──

 体の各臓器や組織に、栄養や酸素を送っている血液の流れが悪くなれば、いろいろな身体的トラブル、病気が引き起こされやすくなります。しかし、これまで血液の流れを直接目で見ることはできず、コレステロールや中性脂肪など血中脂質の値で推測するほかありませんでした。
 最近、「MC|FAN(マイクロチャンネルアレイ・フローアナライザー。写真)」という、血液の状態や流れを実際に観察・測定できる装置が開発され、臨床にも応用されるようになりました。MC|FANの臨床応用の研究に携わられてこられた東京女子医科大学の栗原毅助教授は2001年4月、東京女子医大附属成人医学センターに「血液サラサラ外来(正式には「MC|FAN外来」)」を設け、MC|FANを日常の診療に役立てられています。
 この装置を用いて多くの人の血液の状態を観察・測定する過程ではいろいろなことが解明され、その中で、血圧や血液検査が正常でも血液がドロドロになって血流の悪い人が急増し、この傾向が若い世代にも見られるのには、ストレスの増大や、高脂肪・高糖分(砂糖や果糖)・低繊維の食事等、生活習慣が大きく影響していると栗原先生は指摘されています。
 血流を阻害するドロドロ血液は"病気一歩手前の未病を示す黄色信号"と警告される栗原先生に、MC|FANでわかってきたドロドロ血液の実態、また食生活中心に血液をサラサラにするライフスタイルなどお聞きしました。 

血液の循環と血液サラサラ・ドロドロ 血液の循環と組成と働き

──最近、血液ドロドロ、血液サラサラという言葉をよく聞きますが。
栗原 血液は水のようにサラッとした液体と思われがちですが、血液の45%は血球といわれる有形成分、残り55%が血漿と呼ばれる無形の液体部分で、ちょうど生クリームのような結構濃度の高い液体なのです(図1)。
 体内の血液量は体重の約13分の1(約4〜6リットル)あり、毎分約5リットルの割合で血管に送り込まれ、生命維持に欠かせない重要な役割、例えば・全身に酸素や栄養分を運搬し、炭酸ガスや老廃物を受け取って体外に排出(赤血球)、・細菌やウイルスなど異物の捕食・排除(白血球)、・傷口の止血・修復(血小板)、・体温調節──などを果たしながら、体内を約50秒というスピードで一周しています。
 血管の長さは、体のすべての血管を一本につなぐと約9〜10万km、地球を2周半するほどの長さにもなり、血液がドロドロして流れにくくなると全身の細胞に十分な栄養と酸素が行き渡らなくなり、体のあちこちに異常が生じてくるわけです。

重要な"毛細血管・の循環
──血球は変形しながら毛細血管の中を流れる──

──血流というと動脈硬化など太い血管の血流が重要と思いがちですが、先生が特に重要なのは、毛細血管の流れであるというのはなぜですか。
栗原 太い血管では、多少動脈硬化が起きていても、流れはそうは悪くはなりません。私達は頸動脈の太さを日常的に見ていますが、50〜60%つまっている(狭窄)方は結構いますし、90%つまって10%しか流れていないのに頭はしっかりしているという患者さんもいます。それだけ太い血管では一応何とか血液は流れるわけです。90%も狭窄していれば手術しか治療はありませんが、そうなる基本はドロドロの血液なのです。
 一方、毛細血管は血管のかなりの部分を占め、毛細血管の中を血液はかなりのスピード(図3)で流れて体の末端まですみずみに栄養や酸素を補給しています(図2)。
 その毛細血管の内径は約7ミクロン(μm。1μmは1000分の1mm)と非常に細く、しかも赤血球は直径約8ミクロン、白血球は直径約10〜25ミクロンとそれより大きいので(図1)、ちょっとしたことで流れが悪くなりやすいのです。そうすると赤血球や白血球、血小板に何か異常でもあれば、毛細血管の血流が途絶え、頭のてっぺんから足の爪先まで体の末端に血液がいかなくなり、いろいろな障害が起きやすくなります。
 毛細血管は細胞に接しながら動脈と静脈の橋渡しもしていますから、毛細血管の血流が悪くなれば、太い血管の血流にも影響が及んでくるのです(図2)。
 では、なぜ毛細血管より大きい赤血球や白血球が毛細血管の中を自在にかけ巡ることができるかというと、赤血球や白血球には「変形能」という、ごくわずかの力で自分の形を変える能力が備わっているからです。赤血球は自らの形を縮めるようにして、また最大25ミクロンもある白血球も大胆に自分の姿を変えて毛細血管の中を通過していきます。

MC|FANで観察した血液サラサラ・ドロドロ

──その毛細血管の血流を直接目で見て測定できる装置が、MC|FANなのですね。
栗原 そうです。MC|FANは、農水省(現独立行政法人)食品総合研究所の菊池佑二研究チーム長が中心になって開発したもので、7ミクロン幅の人間の毛細血管によく似た通路(擬似毛細血管)をいくつも(5000本)作り、そこに微量(5cc)の血液を流して顕微鏡で2000倍に拡大し、その様子をビデオに撮影したものをモニター画面で観察・測定します(図3)。
 これまで血流の状態は血中のコレステロールや中性脂肪の値で予測していたわけですが、この装置を使い擬似毛細血管での血流状態を測定できるようになった結果、いろいろなことがわかってきました。
──まず、サラサラ血液、ドロドロ血液はどういう状態の血液、血流をいい、なぜ血液はドロドロになったり、サラサラになったりするのでしょうか。
栗原 サラサラ血液では、バラバラの赤血球や白血球が自在に形を変えて(変形能)、自分の直径よりも細い毛細血管を流れていきます。
 MC|FANでは、血液が目にも止まらぬ速さで、通路(擬似毛細血管)をすり抜けていくのが流線状に見えます(写真1)。
 ドロドロ血液は3つの主な原因、
・赤血球や白血球がうまく変形できない(変形能の低下)、
・白血球が活性化して粘着する、
・血小板が異常に凝集する──などで血流が悪くなった状態を呼んでいます(写真2)。
 例えば、血球中で最も数の多い赤血球の変形能が低下すると毛細血管を通り抜けられなくなり、毛細血管がつまってしまいます。これは白血球も同様です。また、血小板の凝集能が高くなれば、血小板同士がくっついて塊ができてしまいます。

血液ドロドロ 4つのタイプと要因

栗原 さらにドロドロ血液では、こうした原因の程度によって、いくつかのタイプに分けられることがわかりました。
・ベタベタ血液──過剰な活性酸素
 ストレスや過労、過激な運動、紫外線、喫煙などで体内に活性酸素が過剰に増えると、白血球が粘着性を帯び、白血球同士やほかの血液成分とベタベタくっつき、毛細血管を通過できなくなったり、毛細血管を塞いだりして血流が悪くなります(写真3)。
・ネバネバ血液──高血糖
 糖尿病の人に多いタイプです。赤血球の膜は本来マイナスの電気を帯びて隣りあっても反発しあってくっつくことはないのですが、血中の糖分が高いと赤血球の膜が変性し、マイナスの性質が働かなくなり、変形能が低下すると考えられています。
 MC|FANで観察すると、赤血球は毛細血管の中を通りにくくなって団子状に固まり、通常はくっつくことのない白血球同士も塊になって、ネバネバした状態になっています(写真4)。
・ザラザラ血液──過度のアルコールや糖分
 お酒の飲みすぎや白砂糖や果物など糖分(単糖類)をとりすぎると、血小板の凝集能が必要以上に高まり、血小板が異常に凝集して、ザラザラした群れを作ってしまうタイプです。
 糖分をとりすぎると肝臓での燃焼が間に合わず、レムナントという中性脂肪の燃えかすが大量にでき、これが赤血球の膜をもろくし、膜が破れると血小板の凝集を高めるADP(アデノシン二リン酸)が放出され、ザラザラ血液にすることがわかりました。
 お酒を飲みすぎた人の血液を測定すると、血小板がザラザラと細かく固まってしまい、流れが悪くなっていることがわかります(写真5)。
・ツブツブ血液──過剰なコレステロール
 肉や卵など動物性食品のとりすぎで善玉のHDLコレステロールが減り、悪玉のLDLコレステロールが増え、本来しなやかな赤血球の膜が厚く硬くなって変形能が低下したタイプです。
 コレステロールの多い動物性食品のとりすぎが血流を悪くし、高血圧を招き、動脈硬化を促進させる図式を目に見える形で証明してくれる血液です。血流を止めてMC|FANで観察すると、膜が厚く硬くなった赤血球が見ることができます(写真6)。

──急増するドロドロ血液──
ドロドロ血液は、未病のサイン・万病の元
生活習慣病の人のほとんどがドロドロ血液

──このようなドロドロ血液の状態が続けば体にはいろいろな異常、トラブルが出てくるのも当然ですね。
栗原 ドロドロ血液には、前夜に酒を飲みすぎたなど不摂生が原因で起きる一過性のものもありますが、同じことを繰り返しているとやがて慢性化してしまいます。
 血液がドロドロとして流れが悪くなる状態が長く続き、特に末端の毛細血管の血流が悪くなると、栄養分や酸素などが不足し、細胞に老廃物がたまり、疲れや肩こり、腰痛、肌荒れや髪のパサつき、手足の冷えなどの原因となります。
 血液の濃度が高まれば、血管壁への圧力が高まる結果、血管壁が傷つきやすくなり、血管病といわれる動脈硬化症や高血圧症、ひいては死因の大きな原因となる心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしやすくなります。
 免疫力や体温維持能力も低下し、糖尿病やがんなどあらゆる生活習慣病にかかりやすく、また、生理痛、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人病、更年期障害など、まさに万病を招くのです。
 また、白血球からは老化やがんの引き金になる活性酸素が大量に出ていたり、赤血球の溶血から、血小板の凝集を高めるADP(アデノシン二リン酸)が出ていることも観察されました。
 病気別でみると、脂肪肝、糖尿病、動脈硬化症、高血圧症など、生活習慣病の人のほとんどがドロドロ血液をしています。その中でドロドロ度が最も高いのは脂肪肝の患者さんです。血流を悪くする3つの原因(変形能の低下・白血球の粘着・血小板の異常凝集)が全てそろい、しかもかなり進んでいます。

血液検査が正常でもサラサラ血液は約3割

──MC|FANの測定からは、現代人がドロドロ血液の傾向にあることもわかったそうですね。
栗原 これまでに1500人近くの血流を測定してきましたが、動脈硬化や糖尿病など病気の人を含めると、サラサラ血液の人はたった1割程度。血圧や血液検査が正常な人でも、ドロドロ血液の人が約半数もおり、サラサラ血液は約3割、まずまずの流れの人が約2割と、現代人の血流の状態はかなり悪いことがわかりました。
 ドロドロ血液は高齢者に多いとは限らず、高齢の方でも生活に注意している方はサラサラ血液をしていますし、中学生なども含めて若い人にもドロドロ血液が見られるのは、ストレスや過労、ファストフードや肉など動物性の高脂肪・高蛋白食品のとりすぎの影響が考えられます。
 このように、血液検査の数値は正常なのに、普段から何となく体調がすぐれず、血流も非常に悪いという人は病気一歩手前の中国医学でいう「未病」、一般にいう「生活習慣病予備軍」と考えられます。ドロドロ血液はそれを警告するサインでもあるわけです。
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食"を基本にした血液サラサラ生活法
未病のうちに生活習慣を正す

──病気は、未病のうちに防ぐ、治すということが大事なわけですね。
栗原 そうです。例えば動脈の狭窄が50%、60%になった方では、その段階で血液がドロドロでしたら命も危ないわけです。そうなった場合はとにかく、抗血小板剤とか赤血球の膜を柔らかくするEPA製剤などの薬物治療にプラス、サプリメントを含めて食生活の是正、その他生活習慣全般を正して、早急に血液をサラサラにしなければならないわけです。
 しかし、そうなる以前、未病のうちに食事を基本に、生活改善によって血液をサラサラにして血流を良くすることの方がさらに大事なわけですね。
──MC―FANによる血液測定では、未病が目に見えてわかるというメリットが大きいですね。納得させられる。
栗原 それが一番のメリットですね。患者さんに実際に血液がこういう状態だとお見せすることで、自覚が促されるわけです。生活習慣病は軽いうちは自覚症状がないので、中性脂肪やコレステロールや血糖の値がいくらだからなどと説得しても実感がわかず、生活習慣の是正にはつながらない、ところが実際の血液の流れを見ることで、生活習慣の改善度、ひいては病気の改善度が非常にアップするのです。
 また、未病とは生活習慣病の入口だという観点からすると、肩こり、頭痛、疲れ、冷えなど、西洋医学では検査しても病気と診断されない不快症状もキャッチすることができ、病気を未然に防ぐことにつながります。
 さらに、例えば血栓予防に血小板が固まらない作用を持つ抗血小板薬などを服用している場合、その薬の効果も確認できます。
──血液ドロドロ、サラサラも生活習慣次第ということですが、今はまだMC|FANの測定は気軽に誰でも受けるわけにはいかないですね。
栗原 これまでお話ししたように、血液の状態や流れは食事を基本に運動、休養・睡眠、ストレスなど生活習慣が大きく影響しています。MC|FANで多くの患者さんを検査・分析したデータを基に、私達は・食生活、・生活習慣全般、・ストレス、・女性の自覚症状という4つのグループに分けて自己診断法を作成しました(表1)。この診断法でチェックしていけば、かなり高い精度で自分の血液がドロドロ血液かどうかがわかります。
 この自己診断法を参考に、生活習慣の改善により、未病の段階で体の異常を正し、生活習慣病などにかからないことが健康生活を築く鍵となるわけです。

柱となるのは食生活
──"オサカナスキヤネ"の食事を基本に、プラス"血液サラサラ食品"

──栗原 生活習慣の中でも柱となるのが食生活です。血液がサラサラになるのもドロドロになるのも、毎日の食事次第といっても過言ではありません。
 まず、脂肪や甘い物、アルコールのとりすぎが問題になります。これらの食品は血液中に余分な脂肪や糖を増やすのでとりすぎに最大限の注意が必要です。甘い物は菓子類だけではなく、果物も要注意です。砂糖や果糖などの単糖類は吸収が早く、肝臓で中性脂肪として貯えられ、それがドロドロ血液の元になります。アルコールを飲まない女性に今脂肪肝が増えているのには甘い物や果物のとりすぎが大きな原因となっています。
 反対に、野菜やイワシ、サンマなど青魚には、ドロドロ血液をサラサラ血液に変える働きがあるので積極的に食べましょう。
 また、規則正しく食事をとることや、食事をよくかんで、食べすぎないことも、ドロドロ血液を防ぐ上で非常に重要です。
 そして、食事の基本として私達は数年前から、毎日の食事に取り入れたい8品目を覚えやすいスローガンにした「オサカナスキヤネ」を提唱しています。
・オはお茶。どのお茶も効果がありますが、特に麦茶の効果は高く、血液がドロドロになりやすい夏場に麦茶という日本の食習慣は実に理にかなったものです。
 ちなみに、酒類も少量ならどれも血流効果がありますが、最も血流効果が高いのも麦酒、すなわちビールでした(表2)。
 なお、血液サラサラには水分の十分かつ適正な摂取が最も重要であるのはいうまでもありません。血液中の水分が減れば、血液の濃度が高くなって、ドロドロの血液になります。特に体の水分が失われがちな夏は、水分の十分な補給に注意したいものです。
・サは魚。血流を良くするEPAやDHAが豊富なイワシやアジ、サケなど青魚を中心に、毎日適量取り入れたいものです。
・カは海草。ミネラルが多く、またアルギン酸は血糖値の上昇やコレステロールを抑えてくれます。
・ナは納豆。納豆の他、豆腐や湯葉など大豆製品には血流を改善する作用があり、ことに納豆に含まれる酵素ナットウキナーゼの血栓溶解作用は注目に値する成分です。
・スは酢。酢全般に血流改善作用があり、特に黒酢には赤血球の膜をしなやかにする作用があり、3人に2人の割合で血流が早くなり、体内に入って1〜3時間で速効性を表します。
・キはきのこ。β―グルカンという多糖体には免疫機能の活性化やコレステロール値の低下作用があります。シイタケに含まれるエリタデニンには、血中のコレステロールを排出する作用もあります。
・ヤは野菜。ビタミンやミネラル、食物繊維の他に、ポリフェノールやカロテノイドなど多種類の抗酸化物質の宝庫でもあります。
・ネはネギ類。ネギ類やニンニクなどに含まれるアリシンには血小板の凝集抑制作用があります。
 この「オサカナスキヤネ」を基本に、菊池佑二博士と私達が共同で調べた「血液サラサラ効果ベスト10の食品(表2)」を上手に取り入れることがドロドロ血液を防ぐポイントになります。これらの血流を良くする食品は・赤血球の膜を柔らかくするもの、・血液の凝集を抑えるもの、・ポリフェノール類やカロテノイド類、またCoQ10(コエンザイムQ10)などの抗酸化物質と、いろいろあります。中でも今一番注目を浴びているのは抗酸化物質ですね。活性酸素を過剰発生させるような白血球の活性をブロックすれば血液ドロドロはかなり防
げます。

ストレスは大敵。上手に回避

栗原 もう一つ、ドロドロ血液を招く大きな要因がストレスです。ストレスを受けると、交感神経が働いて血管が収縮し、血流が滞るばかりでなく、活性酸素も大量に発生して、これがドロドロ血液を招きます。
 タバコや紫外線などの物理的ストレスの他、精神的ストレスも同様です。生き甲斐や好きな趣味、心の持ち方などでストレスを上手に発散したり回避することが大切です。

適度な運動(速歩)と十分な休養

栗原 適度な運動は血流を促進する一方で、過剰な運動は体内で活性酸素を多量に生成し、かえってマイナスになります。菊池佑二博士との共同研究では、毎日30分以上1時間未満の運動をする人達の血流が最もよく、毎日1時間以上の運動をするグループはかえって血液の流れが遅くなり、急に激しい運動をした後も同様でした。
 誰でも、無理なくできる運動としては速足歩きがすすめられます。これも無理は禁物で、少し汗ばむ程度のスピードで、60歳以上の患者さんには1日合計で7000歩を目標に指導しています。また、運動中と運動前後の水分の補給にはくれぐれも留意し、がぶ飲みではなく、常時チビチビ切らさないことも大事です。
 さらに、十分な休養、ゆったり気分の入浴など一日の中で必ずリラックスタイムをとり、夜12時前には床に就き、睡眠時間は7時間以上なども血液サラサラには欠かせない生活習慣となります。